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 ■メリット2:トロトロ層を簡単に作ることができ、出芽揃いが良くなる

苗代作りの重要なポイントは、“床面が均平になること”と“如何にトロトロ層を作るか”です。この2つのポイントを確実に実行できれば間違いなく良い苗ができるでしょう。良い苗の出発点は一斉出芽させ、揃いを良くすることです。
この一斉出芽した苗姿を見て「今年は良い苗ができた」と、嬉しい気持ちになるのです。

出芽した苗 出芽から10日後

現在皆さんがされている今まで通りの手作業の場合、床面の均平作業やトロトロ層を作るのは非常に労力のいる作業になります。しかしながらこの動力均平機を使用すれば、均平な床面ときれいなトロトロ層が簡単にでき上がります。このトロトロ層ができているおかげで、ポットの場合は根切りネットを敷くと網目を通してトロトロ層が全体を覆うためすぐに床面になじみ、風があってもネットが飛ぶ心配もありません。更に良いのは苗箱設置後にコンパネで箱を押えるという作業も要らなくなり、省力化と時間短縮ができます。

【1】簡易折衷苗代作り
●準備
苗代地をトラクターで2回全面耕耘し、土質にもよりますが土塊を握り拳以下にして下さい。

足跡を目印に管理機などで溝あげを行います。
畝のでき上がり。
ここで、高低が目立つ箇所・気になる箇所はある程度平にしておきます。
畝ができたら水を張ります。
最低箱並べ1日前には水を張り、十分苗代に吸水させます。
(苗代の上面が見えなくなるまで入水してOKです。)
水を張ると床面の高低差が確認できます。

【土塊の大きさについて】
握り拳大までなら構いません。
稲株も振動で沈め、トロトロ層(粒子の細かい層)を浮き上がらせます。

【2】箱並べ当日 仕上げ作業

箱並べの直前に落水し、肩口以下まで水を落とします。

【注意点】
十分吸水されていないと仕上げがきれいにならないことがあります。
動力均平機を使用し仕上げ作業を行います。
この時、ゆっくり引っ張り均一に仕上げるのがコツです。

【注意点】
床面の吸水が不十分できれいな仕上げができない場合、手杓などで吸水しながら作業を行って下さい。
床面は凸凹もなく、均一に仕上がっています。
苗箱設置
床面が均一にでき、トロトロ層が浮いているため、苗箱押さえをしなくても、苗箱の自重で底面が均一に密着します。

【注意点】
細かい砕土の苗代で2度動力均平機を掛けると、振動で低い箇所ができ、水溜まり状態になり出芽不良の恐れがあるので1度掛けとしてください。

【ポイント】
1:砕土は細かくする(握り拳大以下)。
2:苗代には十分吸水させる。
3:動力均平機はゆっくり作業し、1度で仕上げる。

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