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 ■お餅の話

お正月の雑煮、桃の節句の菱餅、月見だんご、力餅、新築の餅播き・誕生餅(誕生1年目の背負い餅)などお餅は日本の四季の行事や祭りに用いられ、神の宿るものとしてお酒と並んで日本人の生活の中に欠かせないものとして密着してきました。又、供物を意味する「おそなえ」という言葉が鏡餅の代名詞なっていることからも、それがわかります。

餅の語源、由来には様々な説があり、餅は長持ちし長期保存がきく食べ物であり、長持ちの『もち』からという説や、鳥黐(とりもち)の様に「もち」は元々粘り気の多いものを意味していたという説、又古河端昌氏は「餅の博物誌」で台湾語説を出しました。台湾は中国福建省から移動した人が多く同省では餅を「モアチイ」と発音し福建省から台湾、沖縄経由(沖縄ではムーチー)で本土へ伝わったということです。

お餅は消化の良い食べ物です
お餅はもち米からできており、ご飯にするお米(うるち米)とは違う品種のお米です。
違いはデンプンの成分
もち米(アミノペクチン)
うるち米(アミノペクチン80% アミロース20%)
もち米・うるち米とも成分はほぼ同じで、デンプン76%、水15%、タンパク質7%、脂質1.4%、灰分0.6%です。
つまりご飯と同じ食べ物です。お餅はもち米を水に浸し(6〜10時間)、蒸し上げ、搗いた消化の良い食べ物です。お餅を食べると太るとか胃がもたれるという人がいますが、それはお餅が食べやすく美味しいので、つい食べ過ぎてしまうから「お餅=太る」というイメージが出来上がったのです。
また、お餅の糖質は複合糖質というもので、単純糖質に比べ体内への吸収が緩やかで適度に吸収されるため、持久力を必要とするスポーツに適しており、マラソン・サッカー選手などは試合前にお餅を食べる人が多いようです。


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